モニター心電図を見るときのちょっとしたポイント

モニター心電図は患者さんの有益な情報の宝庫です。

これを活用しない手はありません。

では、忙しい臨床でどのようにして見ればよいでしょうか?

ポイントは、『ある機能』を利用することです。

https://blog.ep-och.com/entry/2021/02/14/070000

この機能を知らないと、膨大な心電図を手探りで見ないといけないので非効率ですね💦

心電図にはアラーム機能があります。

心拍数が120以上でアラームが鳴る

心拍数が40未満でアラームが鳴る

2段脈が出たらアラームが鳴る

などなど

あれは人工知能ではないので勝手に不整脈を判読しているのではなく、こちらの設定で動いているんですね。

24時間心電図を記録しているので、すべてを人力で判読する手間を大幅に削減してくれます。

ただし、機械的な判読なのでミスも多く含まれます。

ノイズや筋電図などが代表ですね、それらを危険な不整脈と勘違いしないようにしましょう。

歯磨きVTというのも有名です。

心電図上、VTのような波形が出ているけど、いざ患者さんのところに行ってみたら歯磨きをしていて、そのノイズだったっていうオチ。

 

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