心臓リハビリテーション指導士のレポートについて 作成した感想 難易度 おすすめの書き方

心臓リハビリテーション指導士の資格を取得しようとしている方ならおそらく知っているとは思いますが、心臓リハビリテーション指導士の受験申請の際にレポートの提出が必須となっています。

心臓リハビリテーション指導士のレポートってどういうもの?

レポートは10症例、1症例につきA4一枚です。

認定理学療法士でも同じように10症例のレポートの提出が課されており、こういうスタイルは多いのかもしれません。

 

心臓リハビリテーション指導士のレポートの難易度

私は認定理学療法士を呼吸と循環器の分野で取得していますので、心臓リハビリテーション指導士も両方のレポートの提出経験があります。

どちらが難しいかというと・・・

断然、心臓リハビリテーション指導士のレポートの方が難しい思います。

大まかに書く内容はどちらのレポートも決まってるのですが、やはり認定理学療法士のレポートは理学療法士向けなので、書くべき内容もおおよそ検討がつきます。

しかし、心臓リハビリテーション指導士というのは医師・看護師など他職種が見るものです。

誰が見ているのかは知りませんが、やはり学会の役員や委員会のレベルとなると医師が多いので、医師が見ている可能性があります。

となると、自分の書きたいことを書けばいいというものではありませんし、やはり難易度としては上がるなという印象です。

心臓リハビリテーション指導士レポートを書くには

書く方法は大きくわけて2つです。

1.自分の病院の症例を書く

自施設で心臓リハビリテーションを実施している方であれば、これで問題はありません。

ただし、書き方も良くわからないし、修正やチェックを受けられず一発本番で提出しなければいけないというリスクもあり

ます。

 

2.研修制度を利用する

個人的にはこちらをお勧めしています。

日本心臓リハビリテーション学会が毎年募集をかけて行っている研修制度です、指定の研修先病院で5日間の研修を受けます。

希望は第5希望ぐらいまでかけたと思います、僕は幸い第一希望が通りました。

研修制度の詳細は日本心臓リハビリテーション学会HPをご覧ください。

 

おススメのレポートの書き方は?

これは間違いなく上記2の研修制度を利用することです。

研修制度では、研修内で10症例のレポートを書き上げます。

5日で10症例!?

って思うかもしれませんが、指導者の先生がしっかり指導してくださりますし、チェックもしてもらえるので自分でどうやって書いて良いかわからない状態で悶々と書くよりは早く書けると思いますし、何よりチェックがあるから安心です。

要は、レポートを提出して、レポートが審査を通過しなければ受験ができない可能性があるわけですから、ここのチェックはでかいです。

最終的にはその研修施設のトップの先生の捺印があるレポートを提出することになりますので、おそらくですがそれで審査を通過しないことはないと思います。

研修先の施設のトップの先生は皆心臓リハビリテーションに精通した素晴らしい先生方ですからね。

そして、レポートは別として、単純に心臓リハビリテーションを積極的に行っている病院で研修ができること自体がメリットでしかありません。

そんなこと、そうそうできませんから、大変良い機会になることは間違いありません。

たった5日間です、学生時代の長期の実習に比べたら楽しさしかありません。笑

集中して勉強するためにも研修制度の利用をお勧めします。

 

おわりに

いかがでしたか?

心臓リハビリテーション指導士を受験する際にネックになるのはおそらくこのレポートでしょう。

レポートを確実性を高めて通過するには研修制度を活用しましょう。

必ず、あなたの心臓リハビリテーション経験にプラスに働きます。

 

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