2019年12月27日 Porcs001回 超基礎から解説! 循環器疾患のリスク管理とリハビリテーション 血圧と循環の生理学
超基礎から解説! 循環器疾患のリスク管理とリハビリテーション 血圧と循環の生理学
今回のテーマは『血圧』です。
リスク管理において、血圧を測定することはほぼ毎日欠かすことが無いと思います。
つまり、我々理学療法士はリスク管理のために血圧を活用しているわけですが、意外に血圧についてよくわかっていない状態でただ毎日ルーチン業務のように血圧測定を行っていないでしょうか?
もしくは、血圧を測定することでリスク管理をしたつもりになっていないでしょうか?
リハビリテーションにおいて有名なアンダーソンの基準土肥変法、この中にもたくさん血圧に関する基準があります。
基準値としてそれ以上かそれ以下かという線引きのために血圧を利用すると、うまくいかないことも多いと思います。
もちろん、血圧の上限・下限など基準値として利用することも大事なのですが、その変化のメカニズムを理解しておかないとなぜ血圧が上がった/下がったのかが分かりません。
すると、おそらくその変化に対してどういう行動をとればいいのかも分からないでしょう。
さらに、血圧を理解することは循環器を理解するうえで欠かすことができません。なぜなら、血圧は循環系の重要なセンサーでもあるからです。
日時
日時:2019年12月27日(金) 19:00~20:30
場所:大阪府大阪市北区中津1丁目15番20号 REBANGA中津ビル302号室
金額
2500円⇒オープン価格1980円!
ただしオンラインサロンお申込の方、オンラインサロンの方は無料で受講していただけます。
到達目標
- 基本的な血圧調節のメカニズムについて理解することができる
- リハビリテーション場面で遭遇頻度の高いケースを想定して血圧への考えを深める
- 血圧と循環動態の関りを理解することができる
カリキュラム
1.血圧とは何か
☑収縮期血圧 ☑拡張期血圧 ☑脈圧 ☑平均血圧
2.血圧調節のメカニズム
☑圧受容器 ☑大動脈弓 ☑頸動脈洞 ☑交感神経 ☑レニンアンジオテンシン系
☑前負荷 ☑後負荷
3.姿勢変化と血圧の関係
☑起立性低血圧 ☑静脈灌流 ☑廃用症候群
4.運動と血圧の関係
☑昇圧反射 ☑等尺性収縮 ☑等張整収縮 ☑酸素消費量